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Primary Cencept Primary Heritage KOENJI Semi-Furnished Apartment

プロジェクト開発コンセプト~友人や恋人を招きたくなる、スマートスペースの創出~

ワンルームの常識を超えたプランニング

ワンルームマンションと聞いてすぐに思い浮かぶイメージは、例えば「狭い」「玄関ドアを開けたらすぐキッチン」などではないでしょうか。ちょっとみすぼらしい感じだけど狭いからしょうがない。そう永く住むわけではないから、そこは我慢。ワンルームマンションは残念ながら、そんな妥協の産物になってしまっています。
わたしたちは「Primary Heritage KOENJI」のプランニングにおいて、ワンルームマンションの問題点の多くを、暮らしやすさを考えた発想と工夫、最新の設備・仕様の導入でクリアしています。ただ寝るために戻る部屋から、快適な私生活を送るための「スマートスペース」と呼びたい空間へ。友人や恋人を招いて、いい時間を過ごしたい。そう感じる「住まい」へ。それがPrimary Heritage KOENJI です。

4m2の冒険

通常のワンルームマンションは約23.5㎡といわれています。これに比べ、Primary Heritage KOENJIは約27.5㎡です。その差はわずか4㎡(タタミ2.5帖分)にすぎません。では、わずか4㎡で「友人や恋人を招きたいスマートスペース」をどう実現したのか。
これまでの発想では、増えた2.5帖の2帖分は、居室を6帖から8帖に拡大する為、残り0.5帖分は収納スペースに回し、1.5帖のウォークインクローゼット(WIC)にする。居室の単純な拡大と収納のアップグレードでポイントを稼ぐ手法です。これがこれまでの発想でした。しかし、玄関ドアを開けたらすぐキッチンというようなワンルーム特有の間取りは変わっていません。
わたしたちのPrimary Heritage KOENJIは発想を変えました。「玄関ドアを開けたらすぐキッチン」というのは、部屋で過ごす大切な時間を軽視しすぎているし、どうにも落ち着かない(その証拠に分譲の1LDK、2LDKでは「玄関ドアを開けたらすぐキッチン」のタイプはほぼ無い)。そこで、プランニングしたのが、リビングダイニング(LD)とキッチン(K)を自然の形で一体化した10.8帖という広大空間の実現です。
LDとKの間に「天吊り戸棚を省いたカウンターキッチン」を挟むことでLDとKが一連の空間として広く感じられる一方、程良い高さのカウンターキッチンの仕切りにより、LDスペースからKスペースが分離され寛ぎ眠る場所としてLDスペースの居心地良さをしっかりと実現しました(ちなみにベッドからはキッチンの蛇口レバーさえ見えないように設計しています)。
4㎡をただスペースの増大(量的拡大)としてとらえるか、あるいは、そこに快適な住まい方のチャンスがあるのではないか(質的変換)と考えるか。わたしたちのPrimary Heritage KOENJIは後者です。

Semi-Furnishedという発想。

Furnished(ファーニッシュド)という言葉は聞きなれないかもしれませんが「家具付」という意味です。洋画で良く見るように、欧米のアパートなどはほとんどがFurnishedです。これに比べて、日本のワンルームマンションは家具と呼べるものは「ほとんどない」ものが主流です。「家具はスペースに合わせてお好きなものを」というわけです。これは良くいえば「自由」でいいのですが、部屋ごとに購入した家具では次の引っ越し先ではサイズや色が合わないなど、結局ムダな出費になりがちですし、そうなると購入に消極的になるのは自然です。Primary Heritage KOENJIでは当マンションに固有の部屋の寸法に合わせてピッタリのサイズが決まってくる様な「壁付け家具」に限り、Furnished の概念を導入しました。即ち、「Semi-Furnished」スタイルです。
そしてそのような「壁付け家具」は、せっかく確保できた10.8帖の開放的で広いワンルーム空間に“余分なもの”がはみ出して狭く感じさせることが無いよう、高効率な収納力でスッキリ心地よい暮らしが実現できるようデザインしています。
まず衣類収納 では、「IKEA PAX」を採用しました。ガラス製の引き出しで収納したものをひと目で見渡せて、必要な物をさっと取り出せる高効率で大容量の収納です。扉の片面が鏡なので独立した鏡のための余分なスペースは取りません。
またキッチン収納では「WILEA社のキッチンシステムとカップボード」を標準装備。カウンターキッチンの上の天吊り戸棚を省いた分、キッチンカウンター下の収納とカップボードの上下収納を確保。充実した食ライフに必要かつ十分な収納スペースになっています。また、カップボード下段に東芝の「水蒸気自動排出ユニット」を装備。炊飯蒸気で家具を傷つける心配をせずに、カップボード下段に炊飯ジャーを置けます。それ故、カップボードの上部カウンターは調理や配膳準備に使えます。またシンク下引出しにゴミ収納が格納され、外に出たごみ袋がお部屋の美観を損ねることもありません。
そのほか、トイレ収納・洗面台収納・洗濯機上収納など、空間の広さを犠牲にしない方法で、必要なものを収められる収納スペースを設けています。
これまでのワンルームマンションでは実現し得なかった、「Semi-Furnished」の発想による住まい心地の良さをどうぞご体験ください。

快さは「細部」に宿る。

美術や工芸の世界では「美は細部に宿る」といいますが、住まいの場合でも「なんだかとても心地いい」と感じる背景には、細部にちょっとした工夫や配慮が施されています。
わたしたちがPrimary Heritage KOENJIで実施した「細部」には次のようなものがあります。
まずキッチン回りでは「ビルトイン浄水器」と「シンク下に可燃ゴミ、不燃ゴミの2つのごみ箱スペース」を。これによって、より安心・安全な水の確保と、暮らしに清潔さをもたらします。またベランダには、部屋に入ってくる熱を約80%カットする日よけスクリーン「LIXILスタイルシェード」を採用。省エネの効果を発揮すると同時に、プライバシーも守ります。さらに、室内にも「物干しポール」をご用意。天気が気になる日も安心して出勤・外出できます。そして室外機のないすっきりと広いベランダは真にゆっくりとくつろぐ場所として使えます。「洗濯物干し専用フック」は干せる十分な高さと住まいの美観を損ねる事のない高さを両立させる位置に設置。また2本の物干しを並行して設置する事が可能で布団の様な重い物も安定して干せる様に工夫されています。
これらは「別になくても困らない」仕様・設備に見えますが、春夏秋冬を過ごすうちにその良さ・便利さを実感されると思います。
Primary Heritage KOENJIには、暮らしへの気づかいと心配りがあります。

「炭素埋設」と「炭結界」で、 建物全体・各部屋を快適に。

古く日本の人々は、人や動植物が元気になる場所を「イヤシロチ」、元気を失ってしまう場所を「ケガレチ」と呼び、祭事所や住宅地、耕作地には「イヤシロチ」を利用してきました。ところが、ライフスタイルの変化につれ、その大切な土地本来の性質を無視した建築の増加をはじめ、空気の汚染、化学物質や電磁波による人体への悪影響など、便利な生活を追い求めるあまり、人は「本当の快適さ」を見失いつつあります。

人が快適に感じるのは、プラスとマイナスの電気がバランスよく高密度な環境である「イヤシロチ」。Primary Heritage KOENJIでは、敷地中央に電気の流れを良くする専用炭素質を埋設。その土地本来のエネルギーを活性化させ、物理的に「イヤシロチ」をつくるための地力改善を行っています(下記図)。また、物件内の21箇所にも「すこやかポット」を設置し「イヤシロチ」化を強化。快適に過ごす環境となる「炭結界」を形成しています。これによって、健康の回復・維持、生活臭の除去、建物や物品の酸化・劣化の減少、食品の味の向上、植物の生育の良化などを図っています。